【Lakit×グラグリッド】ビジュアル思考でコミュニケーションしよう!

活用

LakitスタッフOです。

突然ですが、

「あなたはどんな人ですか?」「どんなことに悩んでいますか?」「どんなことにチャレンジしたいですか?」

面接で聞かれるような質問ですが、いったいどれだけの方が迷いなく答えられるでしょうか?

よく、「自分のことは自分が一番よくわかっている」と言われます。

でも、自分自身のことを”すみからすみまでわかっている人”っていったいどれだけいるのでしょう?

今までを振り返ってみても、就職活動の時に自己分析してみたり、自分史を書く授業があったときくらいしかわざわざ時間を割いて「自分」について考えてみたことってないかもしれません。

自己分析をする時に使われる心理学モデルのひとつに「ジョハリの窓」というものがあります。「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の2つの視点で自分について分析して理解する、という方法です。

・自分も他人も知っている自分「開放の窓」

・自分だけが知っていて他人は知らない自分「秘密の窓」

・他人は知っているけど自分では気づいていない自分「盲点の窓」

・自分も他人も知らない自分「未知の窓」

4つの窓に「自分」を分けて、自分のことを考えてみようというやり方です。

友人や同僚との会話の中で、自分は周りからそんなふうに思われていたんだ!というように「盲点の窓」を感じることも、確かにありますよね。

「自分は自分にしかなれない」という言葉もあります。毎日をポジティブに過ごすには、人生で一番長く付き合っていく”自分”のことをまず自分自身が知っておく必要があります。

LakitのThinkタイプのレッスンでは、絵に描きだしたり、図にしてまとめることを通して自分自身と向き合い、課題を解決する方法や思考を整理する方法を学ぶことができますよ!

ビジュアルシンキング

今回はその中でも特に、グラグリッドの三澤 直加さんとおなつさんが講師として教えてくれるレッスンの内容をご紹介!

お2人のレッスンは、最近ビジネスでも使われる「ビジュアルシンキング」を取り入れたレッスンです。

ビジュアルシンキングは、アイデアを絵で表現したり、仕組みを図にして目に見える形にすることで、自分自身についての理解をより深めたり、自分が考えている内容を人にわかりやすく伝えられる効果があります。

今回ご紹介するLakit×グラグリッドのレッスンでは、三澤 直加さんの著書「ビジュアル思考大全」でも紹介されている「フィッシュボーン」、「人生のとびら」、「シーンキャプチャ」などの手法を使ってワークシートに書きこみながら考える方法を学びます。頭の中で考えていることをビジュアル化して、課題解決に役立てることができますよ。

どのレッスンも自分一人でやってもいいですし、ご家族や職場の同僚ともできる内容です。今回の紹介を参考にして、ご自身が求める効果が得られそうなレッスンを見つけてくださいね!

また、Lakitならではのレッスン内容でビジュアルシンキングに興味を持っていただけた方は、ぜひ書籍「ビジュアル思考大全」もチェックしてみてください♪

三澤 直加@グラグリッド さんのレッスン

描き出して考えよう!人生の物語と今の自分

意識していなかった自分の内面に気づいたり、挑戦したいことを見つけよう

物語の扉絵をデザインするように、自分の状態を可視化してみます

こちらのレッスンは、自分の人生を何章もある物語に例えて、その時々の自分の気持ちを言葉や文章ではなくイラストで、それぞれの章の扉絵のように描き出していこうというものです。

自分の内面やこれまでの経験を俯瞰して見つめなおしたい、これから先のことを想像してみたいという方に向いています。

今後のキャリアプランを考えるうえで今までの自分の取り組みを振り返る。この先の人生について考える中で、今の自分はどういう状態にいるのかを絵にしてみる。

目的に応じて、どういう着眼点で扉絵をデザインするかを変えられるので、レッスンで習ったことは何度でも繰り返し楽しむことができます。

でもいきなり、”人生の一場面を扉絵のように描いてみましょう”、というのは難しいですよね。

ご安心ください!

このレッスンは、イラストを描くのに慣れるところから始まって、扉絵を描くのにいろいろと役立つモチーフを紹介してくれます。山、川、家、人、数字や図形などシンプルなモチーフを三澤さんと一緒に描いてみます。

扉絵を描き出す時には、「絵を上手に描かなきゃ」というのではなく、それらを様々に組み合わせることで色々な場面を表現することができます。

そして、自分の「今の気持ち」を絵にするワークをします。

ぐるぐる渦巻きを描いたり、明るい色をただ全面に塗ってみたり。

なぜそんな風に描いたのか、という説明は後にして、まずは自分の気持ちに正直に色や形を重ねていくのがポイントです。

無意識に行ったことを後から言葉で説明していく方法なので、これが習慣になると「考えていることを言葉にする」訓練になりそうです!

最後に、いよいよ扉絵を描いてみます。

「人生を一つの長い物語と例えたとき、今の自分は何章のどのあたりにいるのか」

「山あり谷ありの物語で、今はどういうシーンなのか」

「何をモチーフに入れるのか、タイトルはどうするのか」

ある程度描いてから気が付くこともたくさんありそうです。描いたものを通して、自分自身について、より深く知ることができるはずです。

このレッスンのスタッフ体験記はこちら⇒

どうして部屋が散らかるの?みんなで書いて原因発見!

課題を見つけ、内容をとらえて解決の糸口を探ろう

フィッシュボーンのシートを使ってワーク

こちらのレッスンは自分一人でやってもいいですし、職場の同僚ともできる内容です。お子さんと一緒にご家族でやってみることもできます。

レッスンの中では「部屋が散らかる」という問題について解決方法を考えていきます。

問題の構造を魚の大骨・小骨の構造になぞらえて考えていきますので、解決したい問題があれば何でもテーマにすることができます。

目に見える図にしてみんなで共有ができるので、認識違いが起こりにくく、解決に向けて一気にスピードアップできます。

構造化して考えるのに慣れることが出来たら、何かあたらしい問題が発生するたびに、フィッシュボーンのワークシートを持ってきてみんなで話し合いながら解決に向けて取り組むことができますね♪

また、動画内では短く時間を区切りながらひとつずつ結論を出して進めていきますので、テンポよく集中して取り組むことができます。動画レッスンではありますが、まるでワークショップ形式に参加しているような感覚で進んで行きますよ。

時間が足りない!もっとじっくり考えたい!という方は動画を一時停止して、議論や思考を深めるのもOKです。こういったところはオンデマンド型レッスンの便利なところですね♪

ご家族や同僚とワークする方は、まずそれぞれが個人で考えてみて、その後にみんなで持ち寄って考えを共有し合うことで、他者の視点が入って視野を広げることができます。

自分のシートと他の人のシートそれぞれに書かれたキーワードを紐づけて進めると、課題の原因や解決方法の発見にさらに役立ちますよ!

キットにはワークシートの他、万が一小さなお子さまがペン先をなめてしまったときの安全面を考慮して、食品にも使われる染料をインクに使った「ユニ パレット」サインペンが入っています。

おなつ@グラグリッドさんのレッスン

描き出して考えよう!できごとを読み解くシーンキャプチャ

できごとや状況の内容を要約し、伝えたいことを一つの絵にまとめよう

まとめた情報は相手との対話に使ったり、ビジネスシーンでも活用できます

こちらのレッスンでは、あるひとつの場面を切り取って、イラストに描き出していきます。人に伝えたり、その状況について考察することが目的であって、「絵を上手に描きましょう」というレッスンではありませんので、”絵は苦手だから・・・”という心配は必要ありません!

イラストで伝えきれないところは、文字で情報を付け加えるのもありとのこと。○○じゃなきゃいけない、ということはないんですよね。相手に伝わることが、何よりも大事なんです。

レッスン序盤のチャプターで、カンタンに描けるイラストのコツを練習して、後半からシーンキャプチャに挑戦です!

あいまいに頭の中で考えていたことを文章にして、それをさらに絵に描き出して内容を要約していきます。目に見える形にすることで、自分も相手も理解を深めることが出来る、ビジュアル思考のエッセンスが満載のワークです。

シーンキャプチャはある場面を切り取ってまとめるものですが、自分についてまとめることに慣れたら、登場人物を増やしたり、相手のことを描いてみたり、新聞の内容をキャプチャしてみたり。いろいろなことに応用ができますよ。

グラフィックレコーディングにも通じるところがある内容です。こちらのレッスンを楽しむことができたら、同じThinkタイプの、グラフィックレコーディングレッスンに挑戦してみてもいいですね!

グラフィックレコーディングのレッスンはこちら⇒「絵心なくてもOK!グラレコでSDGsについてまとめよう」

そんなこと考えてたの?!書いて話して頭の中を見せ合おう

頭の中にある興味を描いて、自分が考えていることを身近な人と共有しよう

自分や相手の知らなかった一面に気づくこともできます

こちらのレッスンはご家族、職場の同僚とお互いに描きだした頭の中を見せあって議論を愉しめる内容です。

もちろん、自分の頭の中を他人に見せるのはちょっと、、、という方は一人でワークをするだけでも楽しめる内容になっています。

自分の頭の中を占めているものは何か?ということを考えて、文字で書きだすことが、まず最初の高いハードルだったりします。

自分でも何を普段考えているのか、ペンが進まないこともあるかもしれません。反対にあれもこれも、と意外なものがどんどん出てくるかもしれません。

まず文字でキーワードを書きだしたり、自分の頭の中で何がどのくらいの大きさを占めているんだろう?とイメージしてみると、新たに気づくこともありますよ!

「自分の興味あることはこんなにたくさんあるのか」、「数は少ないけどこんなに大きな割合を占めてるのか」といったことが、頭の形のワークシートに可視化されていきます。

シートに書けたら、ご家族や職場の同僚とお互いに自分の頭の中に浮かんでいる内容について話し合ってみましょう。

他人の頭の中をのぞいてみると、同じ「興味あること」というテーマで考えていても全く違う観点が見つかったり、自分と似た割合で同じことを考えている人がいたり、いろいろな面白さに触れることができます。

そういうことを話し合っている間に、自分の中でも思考が整理されていって、「ここは人と一緒なんだ」「ここは自分特有の部分かも」といった気づきがうまれて、新しい考えやアイデアが沸いてきたりします。頭を柔らかくするためにもおすすめのワークですよ!

「心配なこと」「好きなこと」といったように、テーマを変えて何度でも頭の中を書きだすのに使えます。ビジュアル要素を生かした思考整理に役立ててくださいね。

以上、「ビジュアル思考」でコミュニケーションを活発にできるLakitレッスンのご紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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